地域活動のきっかけ・想い
地域の活動に関わるようになったきっかけ
前職で高齢者の引っ越しや片付けに携わる中で、地域には支援を必要としている方が多くいらっしゃることを実感しました。また、まだ使えるものが廃棄されてしまう現場を数多く目にし、「人にもモノにも、もう一度活躍できる場があるのではないか」と考えるようになりました。仕事を通じて地域の課題に触れる中で、自分たちにもできることで地域に貢献したいという思いが強くなり、地域活動にも積極的に取り組むようになりました。
大切にしている想い・軸
自身が生まれ育った地元への愛着が根底にあります。これまで育ててもらった街だからこそ、自分たちができることで役に立ちたいという想いを大切にしています。活動内容
現在向き合っている地域・社会の課題
高齢化に伴い、生前整理や遺品整理を必要とする方やご家族が増えていること、ひとり親家庭への食料・生活支援、そして、まだ十分に使える家電製品や生活用品などが廃棄されてしまう現状など、地域が抱えるさまざまな課題に向き合っています。私たちは、「不要になったもの」を「必要としている人」へつなぐことで、人にも環境にもやさしい地域づくりにつながればと考えています。
活動内容
本業で培った経験を活かし、地域のさまざまな活動に取り組んでいます。・フードバンクの運搬支援
月に1回、こらぼ会を通じて知り合ったフードバンク団体の活動を支援しています。食料などの支援物資を保管場所から配布会場まで運搬し、必要としている方へ物資が届くよう裏方としてお手伝いしています。
・生前整理講座の開催
社会福祉協議会からの紹介を受け、地域住民の皆さまを対象に、生前整理に関する講座の講師を務めました。現場での経験をもとに、安心して暮らすための備えについてお伝えしています。
・地域イベントへの参加
地元・戸塚で開催されるお祭りなどのイベントでは、会場周辺の清掃やゴミ拾いなど、地域の皆さんが気持ちよく過ごせる環境づくりのお手伝いをしています。
・リユース・リサイクルへの取り組み
片付けの現場では、まだ使える家電や生活用品などを可能な限りリユース・リサイクルできるよう心掛けています。また、地域の専門家や支援団体と連携し、必要としている方へ物資や福祉用具をつなぐ取り組みにも取り組んでいます。


成果・実績
活動の成果
活動の多くは裏方として関わるものですが、支援を必要としている方々へ物資が無事に届けられたり、地域の皆さんに喜んでいただけたりすることが何よりの励みになっています。また、地域の専門家と連携し、片付けの現場で不要となったものを必要としている方へつなぐ取り組みなど、一つの団体だけでは実現できない活動が少しずつ広がっていることを嬉しく感じています。
印象に残っているエピソード
成年後見人を務める司法書士の方と連携した遺品整理の現場で、亡くなられた方が使用されていた義足を、海外へ届ける活動をされている支援団体へ寄付するお手伝いをしたことが強く印象に残っています。ご家族のご理解をいただき、関係する専門家や支援団体が連携することで、本来であれば処分されてしまうものが、再び誰かの役に立つ可能性につながりました。
この経験を通じて、遺品は単なる「モノ」ではなく、その方の想いや人生が詰まった大切なものであり、人とのつながりによって新たな価値を生み出すことができると実感しました。
私たちは日頃から、まだ使えるものはできる限りリユース・リサイクルし、必要としている方へつなげることを心掛けています。片付けを通じて、人と人、人と地域をつなぐお手伝いができることに、大きなやりがいを感じています。
いま感じていること
活動を通じて実現したい地域や社会
困っている人と支援できる人が自然につながり、お互いに支え合える温かい地域社会を実現したいと考えています。また、「まだ使えるもの」や「誰かの役に立てる力」が無駄になることなく、必要としている人へつながる循環を地域の中に広げていきたいと思っています。
活動を進める中で、いま大きく感じていること
地域活動を継続していくための人手が不足していることです。本業と両立しながら活動を続けているため、一緒に地域で活動してくださる仲間が増えることで、さらに多くの地域課題の解決に貢献できると感じています。その状況を少しでも前に進めるための工夫や挑戦
こらぼ会など地域のネットワークを通じて、さまざまな立場の方とのつながりを大切にしています。同じ志を持つ方々と情報交換を行い、それぞれの得意分野を活かしながら協力できる関係づくりを進めています。これから取り組んでみたいこと、広げていきたいこと
ボランティア活動やイベントなどに積極的に参加するとともに、片付けの現場から出る、まだ使える家電や生活用品などを必要としている方へ届けられる仕組みづくりにも取り組んでいきたいと考えています。地域との連携・協働について
これまでの関係団体・企業・学校・行政など
・こらぼ会・フードバンク浜っ子南
・社会福祉協議会
・地域の法人会
一緒に取り組んで良かったこと・生まれた変化
フードバンクの運搬支援や社会福祉協議会からの紹介による生前整理講座などを通じて、自分たちにできることを地域のために活かせていることに大きなやりがいを感じています。また、成年後見人や福祉関係者など地域の専門家と連携することで、遺品として残された義足を海外で必要としている方へつなぐ取り組みも実現することができました。一つの団体だけでは難しいことでも、地域のネットワークがあることで新たな支援の形が生まれることを実感しています。
これからつながっていきたい地域の方
社会福祉協議会をはじめ、地域で困りごとを抱えている方々を支える福祉関係者や地域団体との連携をさらに深め、支援の輪を広げていきたいと考えています。もし一緒にできたら嬉しいこと・やってみたいこと
片付けの現場から出る、まだ十分に使える家電製品や生活用品などを、社会福祉協議会や地域の支援団体と連携しながら必要としている方へ届けられる仕組みづくりに挑戦したいと考えています。「不要になったもの」を「誰かにとって必要なもの」へとつなぐことで、地域にも環境にもやさしい循環を広げていきたいと思っています。
地域の皆さまへのメッセージ
地域には、一人では解決できない困りごとも、みんなで力を合わせることで解決できることがたくさんあります。私たちは片付けを通じて、人やモノ、そして想いを次の世代へつないでいくことを大切にしています。
これからも地域の皆さまやさまざまな団体と連携しながら、誰かの「困った」を「よかった」に変えられるよう活動を続けていきます。一緒に温かい地域づくりができれば嬉しいです。






