地域活動コラム
地域活動虎の巻【2】やってみたこと
2026年03月18日 [地域活動虎の巻【2】やってみたこと]
失敗ですか?〜それは自然な流れかもしれません〜(5)

はじめに|「人が辞めてしまって…」
こんにちは、司法書士の清水です。
地域活動をしていると、避けて通れない出来事があります。
「メンバーが辞めてしまいました」「中心メンバーが抜けてしまって…」そのたびに、代表の方はとても落ち込みます。
「自分のやり方が悪かったのでは」と、自分を責める方も少なくありません。
やめることは、珍しいことではない
でも、少し冷静に見ると、人が抜けること自体は、決して珍しいことではありません。
・仕事が忙しくなる
・家庭環境が変わる
・体調を崩す
・興味が変わる
理由はさまざまです。
それは、活動の善し悪しとは必ずしも直結しません。
「辞めない前提」の設計が苦しくする
地域活動が苦しくなるのは、「辞めない前提」で設計している場合です。
この人がいないと回らない。この人がずっといる前提。
そういう構造だと、一人抜けただけで揺れます。
人は入れ替わるものと考える
続いている団体ほど、人の出入りを前提にしています。
抜ける人がいれば、また入る人もいる。
流動的であることを、自然なこととして受け止めています。
抜ける理由から学べることもある
もちろん、振り返りは大切です。
負担が重すぎなかったか。役割が偏っていなかったか。
でも、全部を自分の責任にしなくていい。
構造の問題と、個人の事情は分けて考える。
それだけで、気持ちはずいぶん軽くなります。
おわりに|人が入れ替わっても続く形へ
人が辞めることは、失敗ではありません。
むしろ、入れ替わりながら続く団体の方が、健全なこともあります。
芽を咲かせたいなら、一本の枝に頼らない。根っこを太くする。
それが、長く続く形につながります。


