地域活動コラム
地域活動虎の巻【1】きっかけ
2026年04月14日 [地域活動虎の巻【1】きっかけ]
「やめどき」を考えることも、大切な地域活動〜撤退=失敗ではありません〜(12)

はじめに|「やめる」という言葉に、引っかかっていた
こんにちは、司法書士の清水です。
地域活動の話をしていると、「途中でやめてしまったら、失敗ですよね」「続けられなかった自分が情けなくて」そんな言葉を聞くことがあります。
私自身も、かつては「始めた以上、続けなければいけない」そう思い込んでいました。
でも、25年地域活動に関わってきて、少し考え方が変わってきました。
地域活動にも「区切り」があっていい
地域活動は、人生と同じで、ずっと同じ形で続くとは限りません。
「社会の状況が変わる」「地域の課題が変わる」「関わる人の環境が変わる」
そうした変化の中で、「今はこの形ではないかもしれない」と感じることは、ごく自然なことです。
やめることは、投げ出すことではない
「やめる」と聞くと、途中で投げ出した、無責任だった、そんなイメージを持たれがちです。
でも実際には、役割を終えた、一区切りついたという場合も多くあります。
その活動があったからこそ、次につながったものが、必ずあります。
無理に続ける方が、負担になることもある
義務感だけで続けている活動は、どこかで無理が生じます。
・気持ちが重くなる
・周囲への配慮が減る
・本来の目的が見えなくなる
そうなってしまう前に、立ち止まって考えることも、大切です。
「休む」「形を変える」も、立派な選択
やめる、という言葉の前に、実はたくさんの選択肢があります。
「少し休む」「規模を小さくする」「役割を変える」「次の人にバトンを渡す」
これらはすべて、続けるための前向きな判断です。
司法書士の仕事でも、同じことを感じる
司法書士として相談を受けていると、「今はこの方法を選ばない」という判断をする場面がよくあります。
それは失敗ではなく、その時点での最善の選択です。地域活動も、同じではないでしょうか。
おわりに|やめた経験も、無駄にはならない
地域活動で過ごした時間や、関わった人とのつながりは、形が変わっても、消えることはありません。
もし今、「続けられなかった」と感じている方がいたら、どうか自分を責めないでください。


