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地域活動コラム

まちづくりインタビュー

「もったいない」から始まった地域のつながり ― ビューティーホーム「つながるマルシェ」with 光照寺 ―

つながるマルシェ
2026年8月16日、戸塚区上柏尾町の光照寺を会場に、株式会社ビューティーホーム主催の「つながるマルシェ」が開催されました。
会場にはフリーマーケットをはじめ、暮らしの相談会などが設けられ、子どもから大人まで気軽に立ち寄ることのできる地域交流の場となりました。
このマルシェの始まりには、ビューティーホームの仕事を通じて生まれた、ある思いがありました。

「捨てるだけではもったいない」
株式会社ビューティーホームは、戸塚区を拠点に、不用品回収や片付け、生前整理・遺品整理、ハウスクリーニングなどを行っている会社です。
日々の仕事では、さまざまな家庭から多くの品物を引き取ります。
その中には、まだ十分に使えるものや、誰かにとっては必要になるものも少なくありません。
「このまま処分してしまうのではなく、もう一度誰かに使ってもらうことはできないだろうか」そんな思いから生まれたのが、今回の「つながるマルシェ」です。
会場では、バッグや食器、雑貨など、回収された品物の中から再び使えるものを手頃な価格で販売。
不要になったものを「ごみ」として終わらせるのではなく、必要とする人へつないでいく機会となりました。
さらに、マルシェの収益についても、運営・設営費を除いて地域の子ども食堂へ寄付することとしています。
品物が誰かの手に渡り、その収益がさらに地域の子どもたちへつながっていく。
「もったいない」という思いから始まった取り組みが、地域の中で新しい循環を生み出しています。

会場探しから生まれた、もう一つの「つながり」
ところが、マルシェを開こうと考えたものの、必要になるのが「場所」です。
そこでつながったのが、戸塚区上柏尾町にある光照寺でした。
ビューティーホームの笠原かれん代表取締役と光照寺の宮本龍太住職が知り合ったきっかけは、地域のNPO、企業や専門家など地域活動に携わる人たちが集まる交流会「こらぼ会」です。
マルシェの構想を聞いた宮本住職が、「ぜひ、お寺を使ってください」と声をかけ、今回の開催につながりました。
光照寺は、法要などの仏事だけでなく、地域の人たちに広く門戸を開き、相談会や法話会、さまざまな地域活動にも取り組んでいるお寺です。
人が集まり、話をし、新しいつながりが生まれる場所として、今回のマルシェにも境内・本堂を提供しました。

つながるマルシェ
買い物だけではない「暮らしの相談会」
「つながるマルシェ」では、フリーマーケットだけでなく、「暮らしの相談会」も行われました。
光照寺の宮本住職をはじめ、弁護士法人樋口国際法律事務所 三土 未知生弁護士や高橋 宏和ファイナンシャルプランナーによる暮らしの中のちょっとした悩みを気軽に相談できるブースが設けられました。
普段、「専門家に相談するほどではないかな」と思っていることでも、地域のイベントの中なら少し話してみやすい。
そんな相談への入口をつくることも、今回のマルシェの特徴の一つです。
買い物をする人、相談をする人、お寺を訪れる人。
それぞれ目的は違っても、同じ場所に集まることで自然に人と人との接点が生まれていきます。

「人とのつながり」が、新しい地域活動を生む
今回の「つながるマルシェ」は、一つの会社だけで完結した取り組みではありません。
日々の仕事の中から生まれたビューティーホームの「まだ使えるものを活かしたい」という思い。
それを聞いて場所を提供した光照寺。
そして、その両者が出会った「こらぼ会」。
一つひとつのつながりが重なることで、一つの地域イベントが形になりました。
地域活動というと、大きな組織や特別な仕組みが必要なように思えるかもしれません。
しかし、「こんなことをやってみたい」という人がいて、「それなら協力できますよ」という人が現れる。
そんな小さなやり取りから始まる活動もあります。
使われなくなった品物を次の人へ。人と人との出会いを次の活動へ。
「つながるマルシェ」という名前のとおり、さまざまなものを地域の中で“つないでいく”取り組みとなりました。

株式会社ビューティーホーム 公式サイト

光明山 光照寺 公式サイト  
★光照寺では随時お悩み相談(要予約)を無料で受け付けております。

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