地域活動コラム
まちの未来をつなぐ人
2026年04月30日 [まちの未来をつなぐ人]
東戸塚ふれあいさくら祭りが描く、未来のまちづくり

東戸塚最大の春イベント「東戸塚ふれあいさくら祭り」
東戸塚の一大イベントである「第11回東戸塚ふれあいさくら祭り」が、2026年3月28日(土)・29日(日)の2日間、品濃中央公園で開催されました。2日間で約1万人が来場する地域最大級のお祭りで、毎年3月下旬から4月上旬ごろに開催される東戸塚の春の風物詩です。今回は、イベントを支える東戸塚商店会 実行委員長の齋藤真人さんに、開催への想いや運営の裏側についてお話を伺いました。
有志から始まった、地域に根づくお祭り
東戸塚ふれあいさくら祭りが始まったのは約11年前。当初は地元の飲食店有志によって運営されていました。その後、東戸塚商店会の誕生をきっかけに運営が引き継がれ、現在に至ります。
コロナ禍では従来通りの開催が難しい時期もありましたが、子ども向けのオリエンテーションやスタンプラリーなどを開催し、その様子をYouTubeでライブ配信するなど、工夫を重ねながら、イベントを途切れさせることなく続けてきました。
にぎわいの裏にある、細やかな運営の工夫
毎年、品濃中央公園で開催される会場は、多くの来場者でにぎわい、大人も子どもも楽しめる仕掛けが随所に用意されています。ステージではダンスや歌のパフォーマンスが行われ、会場には飲食店など21店舗が出店。
「出店は基本的に商店会の会員や地域の方にお願いしています」と語る齋藤さん。地域のお店のPRにつながると同時に、地域内での経済循環にも貢献しています。
今年は2日間とも晴天に恵まれ、例年以上のにぎわいを見せました。暑さもあり、かき氷やビールのブースには長い列ができ、子どもたちには射的が大人気だったそうです。
課題を乗り越え、より良いイベントへ
これまでの開催では、行列が公園の外まで伸びたり、隣のブースに影響が出たりするなどの課題もありました。今年は各店舗に列の管理を依頼し、「最後尾」のプラカードを用意するなど事前に対策を実施。「各店舗と協力しながら、スムーズに運営することができました」と齋藤さんは話します。
また、開催当初は設備や運営体制も手探りの状態でしたが、ステージの設置やテントのレンタルなど、少しずつ環境を整備。さらに今年は横浜市からレンタルした災害用トイレを設置するなど、防災の観点からの取り組みも行われています。
ボランティアと支える地域のつながり
イベントを支えているのがボランティアの存在です。設営や運営を担う人材を毎回募集しており、「ボランティアがいなければ成り立たない」と齋藤さん。QUOカードや店舗で使えるチケットの配布など、参加者への感謝の気持ちを形にする取り組みも行われています。
参加者は地域の方だけでなく、他の商店会からの協力も多いそうです。
「情報共有をしながら、お互いに助け合える関係を大切にしています」
齋藤さんは複数の商店会による団体「とつもり会」の創設メンバーとして、地域課題の共有や解決にも取り組んでいます。
こうした横のつながりが、地域全体の活性化につながっているのです。
未来の子供たちに誇れる街
「未来の子供たちに誇れる街」——これは、東戸塚商店会が掲げるスローガンです。「このお祭りは、これからもずっと続けていきたい」
そう語る齋藤さん。
「今参加している子どもたちが大きくなって、将来ボランティアとして戻ってきたり、出店者として関わってくれたら嬉しいですね。若い世代にも運営に参加してもらえたらと思っています」
こうした想いは、イベントの随所にも表れています。
地域の力で育つお祭り
年々進化を続ける東戸塚ふれあいさくら祭り。「東戸塚商店会のLINE公式アカウントもあるので、ぜひ登録してほしいです」とのこと。イベント情報や商店会の紹介動画も発信されています。
商店会同士の連携や地域のつながりを大切にしながら、戸塚区全体を盛り上げていこうとする姿勢が印象的でした。
来年のお花見は、ぜひ東戸塚ふれあいさくら祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗情報
【団体名】東戸塚商店会【所在地】〒244-0801 神奈川県横浜市戸塚区品濃町514-6 ボヌール東戸塚406(東戸塚合同行政書士 岩下事務所内)
【TEL】045-443-5253
【東戸塚商店会 公式サイト】https://team-higa-totsu.jimdosite.com/
【とつもり会 公式サイト】https://www.totsumori.com/
【東戸塚商店会公式LINE】 https://line.me/R/ti/p/@776rqbkc

