地域活動コラム
地域活動虎の巻【2】やってみたこと
2026年03月22日 [地域活動虎の巻【2】やってみたこと]
「ボランティア疲れ」はなぜ起きるのか〜気持ちの問題ではなく、構造の問題かもしれません〜(6)

はじめに|なんとなく元気がなくなっていく
こんにちは、司法書士の清水です。最初はみんな前向きだったのに、少しずつ参加者が減っていく。
来ていた人が来なくなる。集まりが静かになる。
いわゆる「ボランティア疲れ」と呼ばれる状態です。
でもこれ、気持ちが弱くなったわけでも、やる気がなくなったわけでもないことが多いのです。
善意だけで回そうとすると、長く続かない
地域活動は、善意から始まることがほとんどです。
でも、善意だけで回し続けようとすると、どこかで無理が出ます。
・毎回同じ人が準備している
・役割が増え続ける
・終わりが見えない
・感謝されなくても当然、という空気
こうした状態が続くと、静かに疲れていきます。
「頑張れる人」に頼る構造が疲れを生む
疲れが起きやすい団体には、共通点があります。
それは、頑張れる人に頼る構造になっていること。
能力がある人。責任感が強い人。断れない人。
その人たちが支えている間は回りますが、持続はしません。
役割を軽く、終わりを見える形にする
続いている団体ほど、
・役割が小さい
・関わり方が選べる
・毎回全力を求めない
・区切りがある
こうした設計になっています。
「できる時に、できる分だけ」これは理想論ではなく、持続のための現実的な仕組みです。
燃え尽きない設計を考える
地域活動で一番大切なのは、成果よりも、燃え尽きないことかもしれません。
燃え尽きると、活動そのものが止まります。
逆に、少し物足りないくらいの方が、長く続きます。
おわりに|善意を守るための設計
善意は、とても尊いものです。
だからこそ、善意に頼りすぎない設計が必要です。
善意を消耗させないこと。それが、結果的に地域の未来を守ることにつながります。
