地域活動コラム
地域活動虎の巻【2】やってみたこと
2026年03月06日 [地域活動虎の巻【2】やってみたこと]
補助金に頼りすぎると、苦しくなる理由〜もらう前に考えておきたいこと〜(2)

はじめに|補助金が取れたのに、なぜか不安
こんにちは、司法書士の清水です。
地域活動をされている方から、よくこんな声を聞きます。
「補助金が取れました!」でも、少し話を聞くと、どこか不安そうな表情をされています。
お金が入るはずなのに、なぜか安心しきれていない。
実は、ここに落とし穴があります。
補助金はスタートダッシュの資金
補助金は、本当にありがたいものです。
活動を始めるきっかけになりますし、背中を押してくれます。
でも、補助金は多くの場合、期間限定です。1年。
長くても数年。つまり、スタートダッシュの資金であって、ずっと走り続けるための燃料ではないことが多いのです。
補助金がある前提で設計すると、止まる
ありがちなのは、
・補助金がある前提で人を雇う
・補助金前提で家賃を払う
・補助金前提でイベントを拡大する
という設計です。
そして、打ち切られたり減額された瞬間、一気に苦しくなります。
活動が悪いわけではありません。設計が補助金依存になっていただけです。
補助金は加速装置くらいに考える
私の感覚では、補助金は加速装置です。
本体のエンジンは、別のところに必要です。
・小さな会費
・本業との連動
・無理のない規模
こうした土台があってこそ、補助金は活きます。
「なくなったらどうする?」を先に考える
補助金を申請するときに、一度だけ自問してほしいことがあります。
「これ、なくなったらどうする?」この問いを、最初に持っているかどうかで、設計は大きく変わります。
おわりに|続けることが目的
補助金を取ることが目的ではなく、活動を続けることが目的。
その順番を間違えなければ、補助金は心強い味方になります。
でも、順番を逆にすると、少し苦しくなります。
地域活動を芽吹かせるには、一時的な雨よりも、地面の力が大切かもしれません。
